2019年日本のSDGs達成度は?検索結果でSDGsの状況を考察

「事業でSDGsを推進したいけど、何から手を付ければいいかわからない」、といったお悩みを抱えている企業のSDGs推進担当者さんは多くいらっしゃいます。
確かに、いきなり会社から「SDGsに取り組もう!」といわれても、どうしたらいいかわかりませんよね。
そこで今回は、日本のSDGsに関するさまざまな情報を“数値”で紹介していきます。
具体的な数値で紹介する内容
- 日本のSDGs達成度
- SDGsの17目標ごとの検索ボリューム
- SDGs目標の検索上位表示ページと検索結果数
- 日本の企業のSDGsレポート公開数
さまざまな企業や機関がSDGsに取り組んだ結果を見ることで、「現状でSDGsはどの程度達成されているのか」「今後は、どのような取り組みが必要とされているのか」などを知れます。
自社におけるSDGsに絡めた事業を開始するにあたっても、数値化された結果を把握しておくことは大きなメリットにつながります。
これから社内でSDGsを推進していこうとお考えの担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
最新の日本のSDGs世界ランキングの結果は以下の記事でご覧ください。
今回の記事はこんな人にオススメの内容です
- 日本のSDGs達成度を知りたい
- SDGsレポートを発行している企業について知りたい
- 日本のSDGs認知度を知りたい
SDGsの基礎が分かる動画はこちら
SDGsが誕生した背景・SDGsの内容・企業がSDGsに取り組む理由などがわかる動画をYouTubeで公開しています。これまで有料セミナーで参加者満足度8.5点(10点満点)と好評だった内容をそのまま公開しているので、これからSDGs学ぶ・理解を深めるなどの目的にピッタリです。
▶YouTubeで動画を見る
目次
日本のSDGs達成度合いを動画でチェック
記事で詳細を読む前に、SDGs media の玉木が日本のSDGs達成度について解説している動画(約3分)で概要をざっと理解しておきましょう。
そうすれば、このあとに続く記事内容が入ってきやすくなりますよ。
日本のSDGsそれぞれの目標の達成度
SDGsには17種類の目標ごとにゴールが設定されています。日本でもSDGsという言葉が徐々に浸透しつつある中で、実際の目標の達成度はどの程度なのでしょうか。
今回は、SDSN(持続可能な開発ソリューションネットワーク)が2019年6月に発表した、世界各国のSDGs達成度ランキングを元にお伝えします。
SDSNは、2016年のSDGs発行以降、毎年1回、『サステナブル・ディベロップメント・レポート』と呼ばれる報告書を発表しています。この報告書では、世界各国のSDGs進捗度合いが記載されていて、日本は2018年同様世界162カ国中15位にランクインしていました。
2020年6月30日にSDSNから発表された『サステナブル・ディベロップメント・レポート2020』では、日本は166カ国中17位とランクを落としています。
下のグラフは、2019年の日本のSDGs達成度を示したものです。左(緑)が2018年、右(黄)は2019年の達成度を示しているので、前年との達成度の進捗を比較できます。
日本のSDGsの達成度が高かった目標は、上から「目標1:貧困をなくそう」「目標4:質の高い教育をみんなに」「目標3:すべての人に健康と福祉を」です。
日本の社会保険制度や福祉制度、義務教育制度は、世界的に見ても高水準であり、それらに関係するSDGsの目標は達成度が高く評価されました。
また、昨年の2018年と比較して大きく伸びた目標は、「目標17:パートナーシップで目標を達成しよう」「目標13:気候変動に具体的な対策を」「目標7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに」などが挙げられます。
特に、2020年には東京オリンピックの開催があります(延期されましたが)ので、それに向けた環境対策が評価されたのも理由の1つではないでしょうか。
その一方で、達成度の低かったのは目標は、「目標14:海の豊かさを守ろう」「目標12:つくる責任 つかう責任」「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」です。
なかでも「目標5」や「目標12」は日本最大の課題ともいわれていて、男女雇用の格差解消や天然資源の再利用の促進など、SDGsの目標の中でも早急な対応が求められています。
また、2019年の結果が2018年より下がった項目もあります。SDGsを達成した状態を維持することが大切なので、この項目に対しても継続的な取り組みが必要です。
SDGs目標ごとの検索ボリュームの数値を紹介
日本における現状のSDGs達成度はわかりましたが、それに対しての人々の興味や関心はどの程度あるのでしょうか? それを調べる1つの手がかりとして、「検索ボリューム」の数値を見るという方法があります。
検索ボリュームとは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンで検索される回数のこと。この検索ボリュームが多いほど、人々の興味や関心が高いことを示しています。
SDGsそれぞれの目標ごとの検索ボリュームを知ることで、「人々はどのようなことに関心があるのか」が分かり、「企業のCSR活動やSDGs推進の一環として、世の中のニーズをSDGsに絡めて解決に導くための案」を考えるためのヒントを得ることにもつながります。
こちらの画像は、GoogleキーワードプランナーとUber suggestの2つのツールを使用してわかった、2020年2月時点のSDGs目標ごとの検索ボリューム数の平均値です。表内のバーが長い検索ワードが、よく検索されています。
以下の表では、それぞれのツールでわかった検索ワードの月間平均検索ボリュームをまとめてご紹介します。
【Googleキーワードプランナーの結果:検索ワード「SDGs 番号のみ」】
検索キーワード | 月間平均検索ボリューム |
---|---|
SDGs1 | 320 |
SDGs2 | 320 |
SDGs4 | 720 |
SDGs5 | 480 |
SDGs6 | 480 |
SDGs7 | 480 |
SDGs8 | 480 |
SDGs9 | 390 |
SDGs10 | 720 |
SDGs11 | 880 |
SDGs12 | 880 |
SDGs13 | 720 |
SDGs14 | 880 |
SDGs15 | 880 |
SDGs16 | 590 |
SDGs17 | 2900 |
【Googleキーワードプランナーの結果:検索ワード「SDGs 目標番号」】
検索キーワード | 月間平均検索ボリューム |
---|---|
SDGs 目標 1 | 50 |
SDGs 目標 2 | 50 |
SDGs 目標 3 | 110 |
SDGs 目標 4 | 70 |
SDGs 目標 5 | 70 |
SDGs 目標 6 | 70 |
SDGs 目標 7 | 70 |
SDGs 目標 8 | 70 |
SDGs 目標 9 | 50 |
SDGs 目標 10 | 50 |
SDGs 目標 11 | 90 |
SDGs 目標 12 | 110 |
SDGs 目標 13 | 50 |
SDGs 目標 14 | 50 |
SDGs 目標 15 | 50 |
SDGs 目標 16 | 50 |
SDGs 目標 17 | 70 |
【Googleキーワードプランナーの結果:検索ワード「SDGsの目標文言」】
検索キーワード | 月間平均検索ボリューム |
---|---|
貧困をなくそう | 390 |
飢餓をゼロに | 390 |
すべての人に健康と福祉を | 590 |
質の高い教育をみんなに | 720 |
ジェンダー平等を実現しよう | 390 |
安全な水とトイレを世界中に | 720 |
エネルギーをみんなにそしてクリーンに | 320 |
働きがいも経済成長も | 320 |
産業と技術革新の基盤をつくろう | 260 |
人や国の不平等をなくそう | 480 |
住み続けられるまちづくりを | 260 |
つくる責任つかう責任 | 1000 |
気候変動に具体的な対策を | 390 |
海の豊かさを守ろう | 880 |
陸の豊かさも守ろう | ―― |
平和と公正をすべての人に | 390 |
パートナーシップで目標を達成しよう | 210 |
【Uber suggestの結果:検索ワード「SDGs 番号のみ」】
検索キーワード | 月間平均検索ボリューム |
---|---|
SDGs 1 | 260 |
SDGs 2 | 320 |
SDGs 3 | 880 |
SDGs 4 | 390 |
SDGs 5 | 260 |
SDGs 6 | 480 |
SDGs 7 | 390 |
SDGs 8 | 480 |
SDGs 9 | 480 |
SDGs 10 | 590 |
SDGs 11 | 480 |
SDGs 12 | 480 |
SDGs 13 | 480 |
SDGs 14 | 590 |
SDGs 15 | 590 |
SDGs 16 | 590 |
SDGs 17 | 2400 |
【Uber suggestの結果:検索ワード「SDGs 目標番号」】
検索キーワード | 月間平均検索ボリューム |
---|---|
SDGs 目標 1 | 40 |
SDGs 目標 2 | 20 |
SDGs 目標 3 | 50 |
SDGs 目標 4 | 10 |
SDGs 目標 5 | 40 |
SDGs 目標 6 | 40 |
SDGs 目標 7 | 50 |
SDGs 目標 8 | 50 |
SDGs 目標 9 | 20 |
SDGs 目標 10 | 50 |
SDGs 目標 11 | 50 |
SDGs 目標 12 | 10 |
SDGs 目標 13 | 40 |
SDGs 目標 14 | 40 |
SDGs 目標 15 | 0 |
SDGs 目標 16 | 10 |
SDGs 目標 17 | 50 |
【Uber suggestの結果:検索ワード「SDGsの目標の文言」】
検索キーワード | 月間平均検索ボリューム |
---|---|
貧困をなくそう | 390 |
飢餓をゼロに | ―― |
すべての人に健康と福祉を | 480 |
質の高い教育をみんなに | 590 |
ジェンダー平等を実現しよう | 320 |
安全な水とトイレを世界中に | 480 |
エネルギーをみんなにそしてクリーンに | 260 |
働きがいも経済成長も | 320 |
産業と技術革新の基盤をつくろう | 260 |
人や国の不平等をなくそう | 390 |
住み続けられるまちづくりを | ―― |
つくる責任つかう責任 | 720 |
気候変動に具体的な対策を | 320 |
海の豊かさを守ろう | 590 |
陸の豊かさも守ろう | 0 |
平和と公正をすべての人に | 320 |
パートナーシップで目標を達成しよう | 210 |
今回、「SDGs 番号」「SDGs 目標番号」「SDGsの目標文言」の2種類のキーワードを検索しました。結果的には、どちらのツールを使用しても「SDGs 番号」のキーワードの方が、検索ボリュームが多いことがわかりました。
SDGs目標の中でも、「目標17:パートナーシップで目標を達成しよう」「目標3:すべての人に健康と福祉を」「目標12:つくる責任 つかう責任」の検索ボリュームが多く、現在の日本に深く関係している項目への関心が高いことがわかります。
一方で、総合的に見て「目標1:貧困をなくそう」の検索ボリュームがもっとも少なく、“貧困”という、日本ではあまり関わりの薄い項目には、興味や関心も薄いことが考えられます。
検索ボリューム調査に使用したツール紹介
もし、他のSDGsキーワード関連の言葉の検索ボリュームを知りたい方は、今回使ったツールを以下でご紹介するので、参考にしてみてください。
Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、Googleが提供しているサービスの1つ「Google広告」の管理画面から使用できるツールです。キーワードプランナーでは、検索キーワードの月間平均ボリュームや、競合性のあるキーワードについても調べられます。
ただ、非常に使いやすいツールではあるのですが、GoogleのサービスなのでYahoo!からの情報は取得できないというデメリットもあります。
しかし、Yahoo!にもキーワードプランナーと同様の機能を持ったサービス「キーワードアドバイスツール」がありますので、Yahoo!からの流入が多いサイトでは、主にこちらのサービスを使うといいでしょう。
Uber suggest(ウーバーサジェスト)
Uber suggest(ウーバーサジェスト)は、キーワードプランナーと同様に検索ボリュームを調べることができるツールです。
実はGoogleキーワードプランナーは、広告を運用していないと正確な数値が確認出来ないというデメリットがあります。その代替ツールとして、無料で使用できるUber suggestが挙げられます。
キーワードプランナーとの違いは大きく2つあります。1つは、一度に複数のキーワードの検索ボリュームを調べることができないこと。ですので、複数の単語を調べるときにはキーワードプランナーを使用しましょう。
もう1つの違いは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンを運営している会社が提供するサービスではないこと。そのため、Uber suggestで表示される数値に関しては、ツール開発者独自の算出方法である可能性が高いです。
ですので、検索ボリュームを調べるという点においては、Uber suggestはあくまでもキーワードプランナーが利用出来ない場合の代替ツールとして使用するといいですよ。
SDGs目標の検索上位表示ページと検索ページ数を紹介
SDGsの目標に関連するキーワードがどれくらい検索されているかを、ここまでご紹介してきました。次に、そのキーワードの検索結果として、どのようなページが上位に表示されているのか調べた結果をご紹介します。
Googleはウェブマスター向けガイドラインで、キーワード検索したユーザーの利便性の高いページを検索上位に表示させると表明しています。そのため、この結果から、SDGs関する信頼できる情報をわかりやすく的確にまとめているWebページがわかります。
目標ごとにまとめていますので、あなたが気になる目標や、事業に関連のある目標について、ぜひチェックしてみてください。
検索した日
2020年3月26日にGoogleシークレット検索を利用
SDGs目標1「貧困をなくそう」の上位ページと検索結果数
SDGs目標2「飢餓をゼロに」の上位ページと検索結果数
SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」の上位ページと検索結果数
SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」の上位ページと検索結果数
SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」の上位ページと検索結果数
SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」の上位ページと検索結果数
SDGs目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」の上位ページと検索結果数
SDGs目標8「働きがいも経済成長も」の上位ページと検索結果数
SDGs目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」の上位ページと検索結果数
SDGs目標10「人や国の不平等をなくそう」の上位ページと検索結果数
SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」の上位ページと検索結果数
SDGs目標12「つくる責任つかう責任」の上位ページと検索結果数
SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」の上位ページと検索結果数
SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」の上位ページと検索結果数
SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」の上位ページと検索結果数
SDGs目標16「平和と公正をすべての人に」の上位ページと検索結果
SDGs目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」の上位ページと検索結果数
日本の企業におけるSDGsレポート公開数
人々のSDGsへの興味関心がわかったところで、次は企業におけるSDGsへの取り組みについて見ていきましょう。ここでは、「SDGsレポート」と呼ばれる報告書のデータを元にご紹介していきます。
まず「SDGsレポート」についてですが、企業が自社のSDGsへの取り組みについて、CSRレポートや統合報告書とは別に発行している、SDGsに特化してまとめたレポートのことです。
昨今では、さまざまなステークホルダーが「企業のSDGsに対する考え方や事業展開」についての関心を高めています。それに応える形で、SDGsレポートを作成している企業が増えつつあります。
「SDGsレポート」を発行している企業は19社
株式会社Dropが「SDGs レポート」について調査した結果、タイトルに「SDGs」というキーワードが含まれている報告書を発行している企業は、2019年末の時点では19社でした。
SDGsレポートを発行している業種では金融・保険が最多で、19社のうち6社は、「ジャパンSDGsアワード」の受賞歴がありました。
SDGsレポートには、「自社が貢献するSDGsの目標」という欄が設けられていることが多いです。これは、企業のどの事業が、17個あるSDGsの目標のうち、どの目標に貢献できるのかを表しています。

画像出典:SDGsの社外開示がわかる資料2「SDGsレポートって何?」|株式会社Drop
今回調査した19社のSDGsレポートにおいて、「自社で貢献できるSDGs目標」の欄で挙げられていた目標の平均数は9つでした。各社、経済成長に関連する項目である「目標8・11・9・13・7」が上位を占めていて、先進国の日本ならではの結果が見えました。
一方で、飢餓や安全な水といった、日本とは関連性が薄い項目「目標2・14・6・16・1」の割合は少ないという結果も出ていて、企業が貢献する目標にも偏りがありました。
200社の企業レポートから読み解くSDGsの時流
最初に、「SDGsレポートを作成している企業が増えつつあります」とお伝えしたにも関わらず、実際にSDGs レポートを発行している企業は19社のみであり、「なんだよ、全然増えてないじゃないか」と思われた方もいるでしょう。
しかし、「SDGsレポート」という形ではなくとも、多くの企業は統合報告書やCSRレポートで自社のSDGsの取り組みを発信しているのです。そこで次は、株式会社Dropが企業200社のレポートについて調査を行った結果をお伝えします。

画像出典:SDGsの社外開示がわかる資料2「SDGsレポートって何?」|株式会社Drop
今回の調査によって、統合報告書やCSRレポートといった従来レポートでも、「自社事業とSDGsの関わりを紐付け」している企業は多く、従来レポートでも問題なくSDGsの取り組みは発信していることがわかりました。
また、19社のSDGsレポートにもあった「自社の貢献目標」の平均数も8.5個と、SDGsレポートを発行している19社と大差はありませんでした。
それら貢献目標の内訳も、19社と同様に上位は「目標13・12・7・8・3」といった経済に関連する目標が多く占めていて、下位は「目標1・2・14・6・10」と、5つのうち4つが19社と同じ結果になっていました。
さらにSDGsレポートの分析結果を知りたい方は、以下の解説記事をご覧ください。
SDGs目標を達成するための指標について
ここまで、数値を用いてSDGsの達成度をお伝えしましたが、それらの数値の元となるデータを確認するにはどうしたらいいのでしょうか。その1つに、SDGsにおけるグローバル指標に関連する情報を確認する方法があります。
SDGsには、17の目標の下に“169個のターゲット”が設けられていることはみなさんもご存知だと思います。実は、さらにその下には169個のターゲットの成果を測るための“232個のグローバル指標”が設定されています。
この232個のグローバル指標は、外務省のホームページで確認できます。そこでは、232のグローバル指標の内容に加えて、それらの指標の進捗度も記載されています。より詳細なSDGsの達成度を知りたい場合には、ぜひこちらのデータを参考にしてみてください。
※232個のグローバル指標の中で、まだ整理されていない指標がありますが、2027年をめどにすべての指標が整理される予定です。
SDGグローバル指標(SDG Indicators)|外務省
また、SDGs達成度を測るための参考データとして、「国勢調査」「交通事故統計」「地方防災行政の現況」といった公的機関の統計データもあります。それらを確認することで、より具体的なSDGs目標達成のための数値を確認することもできますよ。
数値で見る日本のSDGs達成度のまとめ
今回は、日本のSDGs達成度について、数値を用いて紹介しました。
日々のニュースで「SDGsが〜」「SDGs関連の〜」といった情報を目にする機会はあっても、今回のようにSDGsの進捗度を“数値”で知ることのできる機会はなかなかありませんよね。実際に数値を使って可視化することで、現状の日本で何が必要なのかを理解しやすくなります。
また、SDGsレポートや統合報告書といった企業の報告書を読み解いていくことで、大企業をはじめとした他社のSDGsへの取り組みを知ることができるので、これからSDGsの取り組みを進めるヒントが得られます。
これから社内でSDGsを推進していこうとお考えの担当者の方は、ぜひ今回ご紹介した数値やデータを参考にしてみてくださいね。
また、ビジネス文脈におけるSDGsの基本的な情報を学ぶには、セミナー受講や無料の資料を活用することをオススメしています。その情報については、以下の記事が参考になります。
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参考サイト:
- Sustainable Development Report 2019|Bertelsmann Stiftung(PDF)
- 知らなきゃヤバいツールを使用した検索ボリュームの調べ方! | PINTO!
- JAPAN SDGs Action Platform | 外務省