知ってる?大阪のLGBTに関する取り組みを紹介するで!

まいど! 株式会社アカルクの堀川やで!
今回の記事はテーマが「大阪とLGBT」やから、あえて関西弁で書かしてな! 関西弁が入ってきにくかったらかんにんな。
最初に簡単に説明しておくと、株式会社アカルクはLGBTをはじめとする目には見えない働きづらさを感じている人の応援をするための会社やねん。2020年の1月6日に設立したばかりの会社やで! よろしくな!
そこで、今回ワイの生まれ故郷であり、アカルクの設立場所でもある「大阪」におけるLGBTの取り組みについて紹介していきますわ!(改めて文章で大阪弁使おうと思うとめっちゃ難しいな。笑)
今回の記事はこんな人にオススメです
- 自治体としてLBGTへの取り組みを検討している
- 大阪のLGBTの取り組みについて知りたい
- 大阪府パートナーシップ宣誓制度について知りたい
目次
淀川区が大阪の自治体として最初にLGBTの取り組みを始めたんや!

画像出典:淀川区LGBT支援事業|大阪市淀川区役所
大阪で最初にLGBTに関する取り組みをはじめた行政機関は、淀川区役所やで! これはもうほんまに画期的な取り組みで、多くの人にとっても新しい希望になったんちゃうかなぁ。
淀川区では、LGBTに関する正しい知識と理解を深め、少数者の人権を尊重したまちづくりを進めるために、2013年9月に行政機関としては全国初の「LGBT支援宣言」を発表したんやで!
淀川区LGBT支援宣言のもと何をやっているかというと、大きく5つの取り組みを行ってるんや。
- コミュニティスペース
- 予約制個別相談会
- 各種啓発アイテムの作成
- 啓発講演会
- LGBT電話相談
※年間1,000件以上の入電があったけど、淀川区のLGBT電話相談は2018年3月末をもって終了しています。詳細はコチラ
ワイも昔、淀川区に住んでたんやけど、当時は名前も性別変えてなかったものの、職員の方もスムーズに対応してくれてほんまにありがたかったで。区役所の入口にはレインボーフラッグが飾られてたり、入口に職員の人達がLGBTに関する研修を受けて、そこでの感想が色とりどりの紙に貼られていたりして感動したわ。
大阪におけるパートナーシップ条例の現状は?
大阪市では、2018年の6月27日から「パートナーシップ宣誓証明制度」の受付を開始したんやで! これは、全国では8番目、政令指定都市では札幌市、福岡市に続いて3番目やったけど、人口200万人を超える大都市での実施は全国初やねん!
現在は大阪市、堺市、枚方市、交野氏、大東市と広がりをみせてて、なんと2020年1月15日には「大阪府パートナーシップ宣誓証明制度」を開始する発表があったんや!
大阪府パートナーシップ宣誓制度ってなんやねん
あ、そもそも「大阪府パートナーシップ宣誓証明制度」ってなんやねんという人もおると思うので、簡単にまとめるわな。
Q 大阪府パートナーシップ宣誓証明制度ってなんなん?
婚姻と同等の「法律上の効果」があることを証明するものではないねん。
大阪府として両当事者が、お互いを人生のパートナーとして日常生活において相互に協力しあい、社会においていきいきと輝き活躍されることを期待して、パートナーシップ関係であることを宣誓したと公に証明するものやで。
ようわからんって? 一言でまとめると大阪府が認めたパートナーちゅーことや!
Q 対象者の要件はなんなん?
宣誓をすることができるのは、次のいずれにも該当する人やで。
- 両当事者がともに成年に達していること
- 当事者の少なくともいずれか一方が府民、又は府内への転入を予定していること
- 両当事者がともに現に婚姻をしておらず、かつ、現に当該パートナーシップ関係の相手方以外の者とパートナーシップ関係にないこと
- 当事者同士が民法734条(近親者間の婚姻の禁止)及び735条(直系姻族間の婚姻の禁止)の規定により婚姻をすることができないとされている者同士の関係にないこと
もちろん、「なんで同性カップルの場合だけこんな制度あるねん。」っていう見方をする人もおるやろう。
「同性婚」に関しても、異性同士が対象の「日本の婚姻制度」に関しても賛否両論あるけど、それでもこうした制度があることで報われたり助かっている人はいっぱいおるってことは知っててほしいな。
全国では同性パートナーシップ制度を利用している人は600組以上おって、大阪も150組以上おるんやで。国が同性パートナーの関係をどういう形であれ承認するという姿勢は、ほんまに大事なことやとワイは思うけどなぁ。
大阪ならではのLGBTに関する取り組み
よくメディアでは東京のLGBTの取り組みが取り上げれているけど、大阪も負けてへんでー!
例えば、2019年から性的少数者(LGBT)に配慮した取り組みを行う企業を認定する「LGBTリーディングカンパニー認証制度」を、大阪市が始めたんや。
同性パートナーへの福利厚生を認めることなど20項目の指標で評価し、認証書を交付してますねん。大阪市はLGBTカップルの市職員についても、結婚休暇や介護休暇などの取得を2019年の4月から認めてるんやで。
この指標はほかに、相談窓口の設置、ハラスメントや差別を禁止する社内規定を設けたり、従業員だけでなく顧客の家族割引き対象に同性パートナーを含めるなど、LGBTに配慮したサービスの提供も評価してるんや。対象は大阪市内の企業や事業所で、学校や病院なども含まれるで!
認証されると市のホームページに掲載されるし、商品や広告、求人情報などに認証を受けたと表示できるんや!どや大阪の取り組み!!
まだ応募してる企業や団体の数は少ないけど、こうした働きかけをすることで、大阪市内の各事業所の意識も変わってくるんちゃうかなぁ。
他にも、LGBTの人をはじめすべての人が働きやすい職場環境を目指す、OSAKAしごとフィールドの取り組みもめっちゃええから見てみてな!
まとめ:大阪とLGBT
今回紹介した、「大阪とLGBT」の取り組みはほんの一例やけど、個人的には大阪ってごちゃごちゃしてて、お喋りな人も多い街やなと自分のことを含めて思う時もあるけど、だからこそLGBTに限らず多様性を受け止めやすい街なんちゃうんかなーって思うねん。
この前も御堂筋線に一人乗ってむせてたら、斜め向かいに座ってたおばちゃんが「お兄ちゃん!この飴ちゃん食べる?せきによう効くで!」ってビニール袋から銀色のカンカンに入った飴ちゃんくれたけど、こんなん、大阪以外ではなかなかないんちゃうかな?
ちょっとおせっかいに感じる人おるかもしらんけど、ワイは心温まったなぁ。
今、街中で困った人を見かけても、自分には関係ないと無関心になってしまったり、つい過剰に反応し過ぎてしまったり、自分とは違う人にどう向き合ったらいいかわからんって人は多いんちゃうかな。大阪の街でのやり取りは、ちょっとおせっかいに感じるかもしらんけど、人に声をかけるハードルは日本の中では低いんちゃうかな。
これから大阪は、万博やらIRやら世界中からいろんな人が訪れる機会が増えると思うけど、LGBTの人だけへの配慮ではなく全ての人にとって、人情味あふれる街であってほしいなぁ。
そんな大阪であることで、カミングアウトの有無に関係なく結果としてLGBTの人も暮らしやすい街になったらええなぁ。
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