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【企業のSDGs事例】海外の社会起業家とのマッチングを支援するサービス「ソーシャルマッチ for SDGs」|株式会社value

【企業のSDGs事例】海外の社会起業家とのマッチングを支援するサービス「ソーシャルマッチ for SDGs」|株式会社valueの画像

昨今、ニュースやメディアの発信で「SDGs(エスディージーズ)(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))」という言葉が徐々に人々に知れ渡り、「SDGsって何だろう?」「SDGsに向けて、企業はどんな取り組みができるんだろう?」と、SDGsに興味を持つ人が増えています。

しかし、いざSDGsについて学ぼう、あるいは事業に取り入れようと思っても、「何から手をつければいいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。

そんな人に向けてオススメしたいのが、株式会社valueが提供するマッチングサービス「ソーシャルマッチ for SDGs」です。そこで今回は、ソーシャルマッチ for SDGsの概要や、マッチング事例についてご紹介します。

企業のSDGs推進やCSR企画の担当者の方や、個人で「SDGsへの取り組みや支援を検討している」という方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。

今回の記事はこんな人にオススメの内容です
  • 海外の企業家とマッチングできる仕組みに興味がある
  • ソーシャルマッチの事例について知りたい
  • 日本人が海外で起業した事例に興味がある

「ソーシャルマッチ for SDGs」はどんなサービス? 

「ソーシャルマッチ for SDGs」は、世界各国でSDGs達成へ向けて活動している社会起業家と、個人・法人のマッチングを支援するサービスです。

マッチングを通じて双方の協業や取引、CSRCSVプロジェクトの展開など、幅広い事業機会の創出を目的として開発されたソーシャルマッチ for SDGsは、世界各地に存在する社会問題の解決とSDGs目標達成を目指しています。

ソーシャルマッチ for SDGsのサービスを提供しているのは、201912月に設立された「株式会社value(バリュー)」です。20191月にソーシャルマッチ for SDGsのβ版がリリースされた後、1年後の202011日にサービスが正式ローンチとなりました。

ソーシャルマッチ for SDGs2020年現在までに、食品や福祉、インフラといったさまざまな分野において、40件以上のマッチング実績があります。さらには、毎日新聞をはじめとした多くのメディアにも活動内容が取り上げられていて、SDGs関連事業に携わっている人たちの注目を集めています。

株式会社value代表取締役「原畑実央」さんの経歴について

ソーシャルマッチ for SDGsを提供する株式会社valueの代表を務めるのは、愛媛県松山市出身で、現在はカンボジア在住の「原畑 実央(はらはた みお)」さん。

原畑さんは、3.11の原発事故をキッカケに社会問題に興味を持ち、大学では社会問題をディスカッションする団体を立ち上げたり、社会活動に関するイベントやツアーを開催したりと、法人設立前からアクティブに活動されていました。

大学卒業後は、アリババジャパンで1年半勤めた後に、カンボジアの首都・プノンペンにある人材紹介会社CDLに転職。現地での深刻な社会問題に対して少しでも貢献したいと、ソーシャルマッチ for SDGsの前身であるマッチングサービス「#value!」を設立します。

その後は、株式会社valueとして法人を設立し、「世界にあるすべての社会問題をマッチングにより解決する」ために、日々活動されています。

ソーシャルマッチ for SDGsを活用することでマッチングできる社会起業家は?

ソーシャルマッチ for SDGsを通じてマッチングできる社会起業家は、10分野(医療・福祉・インフラ・ものづくり・農業・食品・教育・文化芸術・環境・人権)の事業に分かれています。

それぞれの社会起業家の紹介ページには、起業家の組織形態や対応できる言語、主な活動地に加え、マッチングの希望理由や過去のマッチング実績などをチェックすることができます。

ですので、マッチングサービス利用前から「どんな人とマッチングするのか不安」「自社の事業と起業家の事業が、かけ離れていたらどうしよう」といった心配をする必要はありませんよ。

どのような社会起業家が利用しているのかは、公式サイトやソーシャルマッチ forSDGs公式サイトやFacebookのページで紹介されているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

ソーシャルマッチ for SDGsの活用事例を紹介

続いて、ソーシャルマッチ for SDGsを通じてマッチングが成立した社会起業家と個人・法人の活用事例を2例、ご紹介していきます。

カンボジアの障害者支援NGOと人気お土産店のマッチング

Social Match for SDGs_C

画像提供:株式会社value 原畑氏

まずご紹介するのは、カンボジアにある障害者支援NGOと、カンボジアの人気お土産店Amazing Camboidaがマッチングした事例です。

このマッチングが実現したキッカケは、カンボジアで障害者支援NGOを立ち上げたサミス氏からの、とある要望でした。サミス氏はNGOの事業活動として、障害者の自立に向けた支援や介助制度づくり、バリアフリー化などの活動を現地で実践されていますが、中でも「食品事業」における課題が、マッチングサービスを必要としていました。

この食品事業は元々、NGOの活動を持続可能にするための活動費を捻出することや、障害者の雇用機会創出のために開始された事業だったといいます。しかし、なかなか軌道に乗らせることができず、いち早く売上を拡大させなければ事業の存続が危ぶまれていた状況でした。

「障害者の雇用機会創出のために展開している食品事業の売り上げをアップしたい」

「障害者差別があるカンボジアで、障害者がこんなおいしいものを作ったんだと、彼らの能力を多くの人々に知ってほしい」

そんなサミス氏の強い要望に応えるように、アジア途上国に住む女性の才能発掘と自立をプロデュースする事業を手がけている、株式会社ブルーミング・ライフとのマッチングが実現しました。

株式会社ブルーミング・ライフは、カンボジアにおいても、国内最大級のショッピングモール「AEON1」や空港などで人気のお土産店「Amazing Cambodia」を展開している会社です。

ソーシャルマッチ for SDGsによってマッチングが実現したこのプロジェクトは、なんと締結から3ヶ月間というスピードでお土産のドライマンゴーが共同開発・販売にまで至り、食品事業の収益も改善へ向かっています。また、このマッチングにより食品事業が拡大し、新たな雇用機会の創出にもつながりました。

リハビリテーションセンター設立に向けた専門職同士のマッチング

次にご紹介する事例は、カンボジアで初めて在宅看護・介護ビジネスを立ち上げ、NGOでのナース経験を持つフィルム氏と、大阪保健医療大学の教員であり、作業療法士でもある辻郁(つじ いく)教授とのマッチングです。

フィルム氏は、NGOのナースとして活動していたときに、NGOの支援だけでは多くの患者さんを救うことができないと強く感じたといいます。その経験からフィルム氏は、ビジネスの仕組みを活かしてより多くの患者さんに在宅看護・介護のサービスを提供したいと考え、起業しました。

フィルム氏の事業の1つとして、カンボジアでリハビリテーションセンターの設立に向けて取り組もうと試みましたが、カンボジア国内でリハビリテーション分野に知見のある専門家がなかなか見つかりませんでした。

そこでソーシャルマッチ for SDGsを活用し、大阪保健医療大学の教員で作業療法士の辻教授とマッチングが成立。現在では、辻教授の経験やスキルをもとに、リハビリテーションセンターの設立に向けてのプロジェクトが進んでいます。

20202月中旬に辻教授がカンボジアに渡航された際には、建設予定のリハビリテーション施設の設計や使う器具についてのアドバイスもされました。

また今後は、カンボジアのクリニックで働くナースや医師向けに、フィルム氏と辻教授が共同でリハビリテーションについてのワークショップの実施が予定されています。

 

ソーシャルマッチ for SDGsのまとめ

今回は、株式会社valueが提供しているサービス「ソーシャルマッチ for SDGs」についてご紹介しました。

ソーシャルマッチ for SDGsは、SDGsに関連した社会課題の解決を目指す多くの社会起業家と、法人・個人のマッチングを支援するという、今までにないマッチングサービスです。

企業や個人投資家・実業家の方々がソーシャルマッチ for SDGsを活用することで、取引先や協業先の開拓ができるので、新たなSDGs関連の事業をはじめるキッカケにもつながります。

また、社会起業家を社内に招いて講演やワークショップを行うことで、自社のCSRCSV活動やSDGs研修としてもソーシャルマッチ for SDGsを役立てることができますよ。

今後、SDGsに関連したビジネスの展開を検討している人や、企業の担当者の方は、ソーシャルマッチ for SDGsを活用してみてはいかがでしょうか。

 

参考サイト

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