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環境に配慮したアイデア商品5選|植物由来のスニーカーやレジ袋などを紹介

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2015年の国連サミットでSDGsが採択されるよりも前から、私たちの住む地球では多くの環境問題が起こっています。

主な環境問題の1つが、「ゴミ問題」。特に海洋汚染が懸念されている「海洋プラスティックゴミ問題」や、余った食材を廃棄する「フードロス問題」は、ここ数年ニュースなどで目にすることが増えましたよね。

生産時や廃棄時に環境負荷が少ないとして注目されているのが、植物由来の成分で作られた商品です。環境に配慮する生産姿勢だけでなく、アイデアの新しさや商品デザインや質の良さなど商品そのものの魅力も注目されています。

今回の記事では、植物由来の成分で作られた画期的な商品を5つピックアップしてご紹介します。植物由来で環境に配慮した商品を探している方や、企業で商品開発に携わっている担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

今回の記事はこんな人にオススメの内容です
  • 環境に配慮した商品に興味がある
  • SDGs目標12に向けたアプローチやアイデアを知りたい
  • 個人でSDGsに貢献したい

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ユーカリの木の繊維を使ったスニーカー│オールバーズ

サンフランシスコ発のスタートアップ企業「Allbirds(オールバーズ)」が開発したスニーカー「ツリー」は、サステナブルなスニーカーとして世界中から注目を集めています。

ツリーの主な素材はユーカリの繊維。ユーカリの調達では、森林や動物を保護するための基準を満たした調達をしていることを示す、FSC認証を取得しています。ユーカリは、通気性が良く肌触りがいいことが特徴なので、快適な履き心地を演出でます。

製造元のオールバーズ社は、自社商品の製作工程におけるカーボンフットプリント(温室効果ガス排出量)をゼロにすることで、持続可能な未来を築くことを目指しています。

ツリーに使用されているカーボンフットプリントは、CO2換算排出量が平均7.6kgで、一般的なスニーカー12.5 kgと比べて、排出量を低く抑えています。

さらに、ツリーに使用されるユーカリの繊維もサステナブルな原料から作られているので、スニーカーを製作する際に使用する水量も従来のスニーカーに比べて95%少なく、CO2排出量も50%削減しています。

オールバーズは、カーボンフットプリントを排出しない商品作りを実現するため、研究開発を進めています。

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Food Paper│五十嵐製紙

Food Paperは、越前和紙の老舗工房「五十嵐製紙」が手掛ける文具(紙製品)です。Food Paperの原料は、廃棄される予定だった野菜や果物が利用されています。

Food Paper開発のキッカケは、昨今における和紙の原料となる植物不足(作り手の減少)と、五十嵐家・次男の自由研究のアイディアでした。食べ物から紙をつくる研究を小学4年生から5年間続けたことが、今回のFood Paper開発につながりました。

廃棄予定でだった食材を利用するFood Paperは、国内のフードロス問題に対して「伝統文化」「文具(教育)」の両方からアプローチすることができ、紙製品の可能性を広げると同時にSDGs達成にも貢献することにつながります。

また現在、五十嵐製紙では“オリジナルの紙作り”や“廃棄野菜/果物の受付”も実施していますので、興味のある人はぜひチェックしてみてくださいね。

Food Paper公式サイトはこちら

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食べられるレジ袋│アバニ

インドネシア・バリに拠点を置くエコテクノロジー企業「アバニ(Avani)」が開発したレジ袋は、タピオカの原料でもあるキャッサバイモから作られています。そのため、人や動物が口に入れても身体に害がなく、“食べることのできる”レジ袋です。

商品開発の背景には、インドネシアの“ゴミ文化”が大きく影響しています。インドネシアのバリ島は、きれいな海の広がる素敵なリゾート地のイメージを持つ人も多いですよね。

しかし、実情は違います。インドネシアでは、ゴミ処理の負担を嫌う風潮やポイ捨て文化が根強いことから、住宅地や海などに捨てられたプラスチックゴミが大きな問題になっています。

そこで期待されているのが、アバニが開発した食べられるレジ袋。もしポイ捨てされても90日以内には土に還って肥料になり、また、80度以上のお湯に入れると溶けてなくなるので処理にも困りません。

始まったばかりのアバニのチャレンジですが、食べられるレジ袋が世界中に普及することで、プラスチックゴミ問題の解決に向けてまた一歩前進することができますね。

アバニに関するSNS投稿

オーガニックでサステナブルなブランドのセレクトショップ│エシカミー

エシカミー(ethicame)は、「サステナブル(自然環境の維持に役立つ)」「エシカル(環境保全や社会貢献)」「オーガニック&ナチュラル」の3つの要素が詰まったブランドが集まったセレクトショップです。

エシカミーが取り扱っている商品は、すべてエシカミーの設けた基準「The ethicame clean standard」をクリアしています。The ethicame clean standardには、オーガニック認証や動物実験を行わないなど6個の基準が設けられています。

エシカミーで特に人気な商品が、「エティーク(ethique)」シリーズ。エティークは、“プラスチックの撤廃”をテーマとして2012年にニュージーランドで誕生したブランドであり、日本には2019年に上陸しました。

エティークでは「シャンプーバー」と呼ばれる、シャンプーやコンディショナーなどを固形化した商品を販売しています。シャンプーやコンディショナーなどの液体を固形化したことで、本来であれば必要なプラスチックボトルを使わずに済み、シャンプーバーのパッケージも全て、生物分解可能な素材で梱包し、環境に配慮されています。

エシカミー・エティークに関するSNS投稿

洗って何度でも使えるラップ│アコラップ

アコラップ(aco wrap)は、ミツバチの巣から採取したみつろうをベースに作られた天然のラップです。ラップといっても使い捨てではなく、何度でも使えるためゴミを減らせます。使用後に水洗いして自然乾燥させれば、約半年から1年は繰り返し使え、最後は土に還ります。

アコラップの主な成分はみつろうとオーガニックコットンなので、食材や食器にピタリと被せることもできます。ラップとして必要な食品を守る役割も、みつろうとホホバオイルが抗菌性と天然の保存性を備えているので、プラスチックラップと比較しても変わりなく食品の鮮度の持ちが良いといわれています。

アコラップは、Made in Japanにこだわってみつろうは岐阜県のミツハチの巣から仕入れ、丁寧に一つひとつ手作業で製作されています。素朴で優しい色味なので、使うたびに穏やかな気持ちになれそうです。

アコラップに関するSNS投稿

消費者のサステナブル購買行動について

ここまで、植物由来の成分で作られた5つの商品を紹介しましたが、商品が環境に配慮されているのかどうかで購買行動が変化するのか気になりますよね。

そこで、株式会社博報堂が201911月に実施した、全国2060代の男女計6,000名を対象とした「生活者のサステナブル購買行動調査」のデータを確認しました。

環境・社会への配慮が購買意欲に影響を与える

2015年に採択されたSDGsの達成に向けた取り組みが増加する中で、環境に配慮した商品の購買行動はどのように変化を明らかにするために、消費者の【購買実態】【購買意向】【食品・飲料の購買実態】【認証ラベルに対する意識】の4つの項目で調査されました。

調査の結果、消費者の購買行動には、以下の特徴が強く表れていました。

  • 必要なものは最小限に(ミニマル)
  • 長く使い続ける、長く使えるものを選ぶ(ロングライフ)
  • 不要になったものは人にあげる、売る(サーキュラー)

【購買意向】の項目では、「環境・社会に悪影響を与える商品・企業」に対する不買や、「環境・社会に配慮した商品」に対する購入意向が78割あり、環境に配慮したサステナブルな商品への支持が読み取れます。

変革には時としてパートナーが必要になる

この調査結果から、企業が環境への影響を考慮して商品を開発することが、消費者に受け入れられやすいことが予測できます。しかし、商品企画、原料調達、製造、流通販売とバリューチェーンの根本的な見直しが必要な企業であれば、変革に困難が伴うかもしれません。

自社だけで環境に配慮したバリューチェーンの再構築が難しい場合は、SDGs media を運営する株式会社Dropにご相談ください。SDGsコンサルティング新規事業創出コンサルティングを通してサポートいたしますので、相談をご希望の方はお問い合わせください

SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」は日本最大の課題

実は、日本でのSDGs達成度では、「目標12:つくる責任 つかう責任」が最大の課題といわれてしまうほど、対策が遅れています。

そのため、消費者の購買行動をもとに、環境に配慮した商品の開発を進めていくことが、SDGsへの貢献・達成の施策として活用できます。

もちろん、新商品を開発することは簡単なことではありません。しかし、Food Paperのように、既存のビジネスと身近なアイディアによって、身の回りの資源を環境問題の解決に活かせることもあります。

SDGsへの取り組みを検討している」という製造業や小売業の企業の方は、SDGs目標12を意識した事業活動の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

まずはSDGsへの理解を深めたい方は、『SDGsとは』のページで成り立ちや日本国内での動きなど全体像を把握することがおすすめです。

その後、仕事に使えるSDGsの知識を個人や部署、企業単位で学ぶにはSDGs研修をご活用ください。個人で参加できるオンライン研修や、ご希望に合わせた研修をカスタマイズできます。興味のある方はこちらからお問い合わせください

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まとめ

今回は、植物由来の成分で作られた商品についてご紹介しました。植物由来の商品は、スニーカーやレジ袋、紙製品など、さまざまな種類の商品が開発されています。

既存の商品代替え品として紹介したような商品を使用することは、環境問題の解決や、SDGsの貢献にもつながります。また、企業にとっては、世代を問わず環境に配慮した商品購入の意欲も高いため、環境に配慮した商品開発ができるかどうかが、競争戦略に関わってくるかも知れません。

ご自身の日常生活を快適にするために、また、環境問題への取り組みを実施するためにも、まずは身近なところから植物由来で環境に配慮した商品を取り入れてみてはいかがでしょうか。

環境に配慮した商品購入以外に、個人でできるSDGs活動はこちらの記事に詳しくまとめていますので、興味のある方はご覧ください。

 

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[SDGsすゝめ第2回:自社が注力するポイントを特定する]
2022年5月17日(火)14時00分~15時10分
2022年6月14日(火)14時00分~15時10分

[SDGsすゝめ第3回: 全社を巻きこむ非財務目標を設定する]
2022年5月24日(火)14時00分~15時10分
2022年6月21日(火)14時00分~15時10分

[SDGsすゝめ第4回:SDGs経営を確立し有益な情報を発信する]
2022年5月31日(火)14時00分~15時10分
2022年6月28日(火)14時00分~15時10分

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更新日:2022年04月27日

 

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