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個人でもOK!SDGsへの取り組み具体例から身近な貢献をする

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「SDGs(エスディージーズ)(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))」の認知はビジネスパーソンや自治体職員だけに留まらず、今では学生や主婦の方の間でも広まりつつあります。

そんな中、学生や主婦の方から「エコバッグやマイボトルを持ち歩く」「節電や節水を心がける」「マイカーの利用を控え、公共交通機関を使う」といった誰もが知っている取り組み以外で、「個人でもできるSDGsの取り組みが知りたい」と相談をいただく機会があります。

そこで今回の記事では、SDGs mediaが厳選した「個人でも今すぐできるSDGsの取り組み」をまとめて紹介します。誰でも手軽にできる取り組みばかりですので、ぜひアクションに移してみてください!

今回の記事はこんな人にオススメです
  • 個人でもできるSDGsの取り組みを知りたい
  • SDGsについて学べるコンテンツを知りたい
  • 普段の生活でSDGsに貢献する方法を知りたい

SDGsのすゝめ基礎_banner-Drop

SDGsを学ぶ|動画・記事の紹介

SDGsへの取り組みを個人で行う上で、「何をするか?」と行動を考え実行するだけでなく、合わせて「なぜするのか?」とその理由やSDGsの目標が目指すものを知るようにしましょう。

SDGsへの理解が深まるほど、日常生活のなかでSDGsの目標達成に貢献できる行動を自ら考えられるからです。また、周りの人にSDGsについて語れるようになれば、SDGsへ関心を持ち個人や団体で取り組みをする人が増えて目標達成にもつながります。

SDGs media では、記事・動画・音声のコンテンツを用意しています。

オススメ記事

たくさんある記事の中から個人でできるSDGsの取り組みに興味がある方向けにオススメ記事を3本紹介します。

まぎらわしい用語の違いがこれでわかる!

SDGsについて調べているとESG・CSR・サステナビリティなど、同じような場面で使われている用語が見つかります。アルファベット3文字や4文字の用語ってとっつきにくくて難しく感じますよね。この記事では、これらの違いがわかるように解説しています。

エシカルな行動もSDGsへの貢献になる

買い物でSDGsに貢献する方法は、このあとの見出しで詳細を解説していますが、「エシカル」も普段の行動でSDGsに貢献できる1つの方法です。どのような行動がエシカルなのか、記事を読んで考えてみてください。

17目標を細分化したターゲットまで知るとSDGsに詳しくなれる

SDGsには17目標のなかにその目標を細分化したターゲットがあります。SDGsの取り組みを考える上では、目標だけではぼんやりとしているため、このターゲットの内容が役立ちます。

またターゲットの内容を企業での活動に結びつけるヒントになる資料として『【17目標別】企業のSDGsアクションリスト|345種類の施策から自社の取り組みを探そう』という無料のダウンロード資料を用意しています。気になる方は資料請求でお求めください。

オススメ動画

こちらには、1本目にアップしたSDGsの基本知識についてSDGs media の玉木が解説した動画を紹介します。動画は日々アップしていくので、気に入ってもらえれば他の動画もご覧ください。また、動画の更新通知が届くチャンネル登録やいいねもご活用ください!

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検索エンジンECOSIA|毎日のネット検索が植林につながる

ecosia(エコシア)検索画面

皆さんはインターネット検索する際、どの検索エンジンを使っていますか? 実は日本人の75%の方がGoogleを利用しており、「ググる」という言葉が当たり前に使われています。もし検索エンジンにこだわりがない方は、ぜひ『ECOSIA』を利用しましょう。

ドイツ生まれのECOSIAは、Googleと同じような検索エンジンを提供しています。個人情報もしっかり保護されているので安全に使用できます。ではなぜECOSIAをオススメするのか?

その理由は、ECOSIAは収益源である広告収入の80%を非営利団体WWF(世界自然保護基金)に寄付しているからです。WWFは、世界中で植樹活動をしている非営利団体です。そのため、ECOSIAでインターネット検索するだけで植樹につながります。2019年12月時点で、アフリカを中心に7,700万本がすでに植樹されています。

ECOSIAはApp Store及びGoogle Playでアプリがダウンロードできます。誰もが持っているスマホ1つで簡単にSDGsに貢献できる取り組みの1つです。

App Store

Apple Storeからのダウンロードはこちらへ

Google Play

Google Playからのダウンロードはこちらへ

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普段の買い物でSDGsに貢献

スーパーやコンビニでなんとなく手に取る商品でも、SDGsに貢献できることがあります。皆さんがよく行かれるコンビニやスーパーも、以前と様子が変わってきています。

紙パッケージの商品を購入する

誰もが食べたことのあるポテトチップス、かっぱえびせん、キットカット。これらの商品のパッケージが、紙を原料にしたクラフト包材に変わっていることにお気づきですか?

こういった商品を購入するだけでもSDGsに貢献できます。しかしキットカットの場合、個別包装はいまだプラスチックですので、改善する余地はまだまだあります。他社の商品もこれから更に「プラスチック→クラフト包材」への仕様変更は続きそうですね。

他にもセブンイレブン限定で「JUST WATER」という飲料水が発売されています。JUST WATERは他の飲料水に比べ値段は割高ですが、サステイナブルな製造方法と環境に優しい紙容器を採用し、多くの若者から指示を受けています。

そしてJUST WATERは俳優として世界的に活躍するウィル・スミス氏が設立した会社から発売された商品ということが更に驚きですよね。

プラスチックストローやカップの利用を避ける

2019年ごろから、プラスチックストローやカップの提供を止める飲食店が増えてきました。これもSDGs、環境への取り組みを企業が進めていったことで起こった変化です。そのきっかけの1つとされているのが、プラスチックゴミによる海洋汚染です。

すでに、ストローをなるべく利用しない、プラスチックカップを使う代わりにタンブラーを持ち歩いているなどの行動を取っている方も多いでしょう。

企業のストロー廃止の動きやストローの代替品、プラスチックによる海洋汚染の状況などの情報はこちらの記事で詳しくまとめています。気になる方は合わせてご覧ください。

認証マーク入りの商品を購入する

認証マークが付いた商品を購入することでもSDGsに貢献できます。ちなみに認証マークは地球に優しい生産方式で生産された持続可能な商品にしかついていません。

海のエコラベル「MSC認証」

魚は、乱獲を防止すれば未来に渡って水産資源を獲ることができ、海の生態系も守れます。そこで豊かな海を守るために海のエコラベル「MSC認証」が定められました。

養殖水産物のエコラベル「ASC認証」
ASC認証

画像参照:ASC認証

水産養殖の需要が高まりつつある中で、劣悪な労働環境や水質汚染、そして生態系の撹乱(かくらん)が起きています。そうした中、環境に悪影響を与えず、地域社会に配慮した養殖物に養殖水産物のエコラベル「ASC認証」が付けられるようになりました。

ちなみにパナソニック株式会社の社員食堂では、MSC認証・ASC認証の食材が使用されており、人気を集めています。

環境に優しい森林認証制度「FSC認証」

FSC認証のマークを見たことがある方は多いのではないでしょうか? ティッシュペーパーや印刷用紙など、日常生活でよく利用する紙の商品に付いています。FSC認証は、持続可能な形で生産された木材に与えらる認証制度です。

認証パーム油「RSPO認証」

スナック菓子、アイス、チョコレート、シャンプー、ドレッシングなどで使われるパームオイル。パームオイルは非常に便利なオイルであるので、ここ30年で急激に需要が高まりました。

その結果、生産国であるインドネシアやマレーシアの森林が大量に伐採されました。森林が伐採されると地球温暖化につながり、そして野生の動物たちの住処まで奪われることに。そこで持続可能なパームオイルの生産と利用を促進することを目的とし、「RSPO認証」が定められました。日本企業では洗剤メーカーのサラヤ株式会社がRSPO認証を取得しています。

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フェアトレード商品を購入する

フェアトレードという言葉を聞いたことや以下のマークを見たことがありますか?

フェアトレードは、フェアトレードジャパンによって以下のように定義されています。

直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。
引用:フェアトレードミニ講座|フェアトレードジャパン

一般社団法人日本フェアトレード・フォーラムが2019年10月に発表した調査結果によると、フェアトレードという言葉を見聞きしたことがある人の割合(=フェアトレードの知名度)は 53.8%でした。なかでも10代の知名度は、78.4%と若い人の知名度が高い結果でした。

しかし、見聞きしたことがあるだけでなく、フェアトレードが環境や貧困に関する言葉だと、正確に認知している人の割合は、32.8%と3人に1人がフェアトレードの意味を理解していることがわかりました。

また、フェアトレードを認知している32.8%の人のなかで、フェアトレード商品を購入したことがある人の割合は42.4%で、調査対象となった全体での購入経験率は13.9%とまだまだ低い結果でした。

国際フェアトレード基準として認定されるためには、生産者・輸入組織・製造組織・卸組織に対して守るべき基準がたくさん設けられています。この基準が守られることで、生産者の持続可能な開発が促進されるのです。

国際フェアトレード認証の対象となっている代表的なものは、コーヒー・果物(バナナ・りんご・ココナッツなど)・カカオ・スパイス(コショウ・クミン・シナモンなど)・ナッツ・茶(紅茶・緑茶など)・コットン(綿)などです。

国際フェアトレード認証マークのついているこれらの商品を購入することで、生産者と生産地域の経済・社会・環境の発展貢献できます。経済・社会・環境を持続可能な形で発展させることは、SDGsの基本的な考え方と同じです。

次に、身近な場所(イオン・KALDI)で購入できる、フェアトレードのチョコレートやコーヒーを買った人のコメントをご紹介します。

イオンとKALDIは、それぞれオンラインショップでも、フェアトレード製品が購入できるので、近所に店舗がなかったり、出歩けなかったりする方は、利用してみてください。

イオンのオンラインショップはこちら

KALDIのオンラインショップはこちら

植物由来の商品を買う

「紙パッケージの商品を買う」と近い内容にもなりますが、商品の原料に植物由来の成分が使われているモノを買うことも、SDGsに貢献できる個人の活動です。

スニーカー、レジ袋、食品ラップの一般的な原料は、化学繊維や合皮、プラスチックなどです。これらの原料は、植物由来の原料と比べると、環境負荷が大きい傾向にあります。消費者の環境への意識が購買行動に直結しやすくなったことや、地球環境の悪化が続いていることなどにより、植物由来の原料を使用した商品は増えてきています。

詳しい情報はこちらの記事にまとめているので、興味のある方はご確認ください。植物由来の原料で製造されたスニーカー、レジ袋、食品ラップをご紹介していますよ。

動画でもSDGsに貢献できる買い物術を紹介

ここまで記事で紹介してきた買い物でSDGsに貢献する方法からもう1歩踏み込んだ内容を動画で解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

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SNSで取り組みを発信する

高まりつつあるSDGsの認知度ですが、2022年4月に実施された株式会社電通の調査では認知度86%という結果が出ました。言葉自体やその内容を知ったあとは、行動することが重要です。

Twitter・Instagram・Facebook、媒体はなんでもいいので、SDGsについて学んだことや取り組んだことをぜひ発信しませんか。あなたの友達にSDGsを伝えることができるのはあなたしかいません。

もし普段使っているSNSで発信したくない場合は、「MAPTING」というSNSをオススメします。MAPTINGはSDGsに特化した専用SNSで、17の目標に関連する取り組みを発信します。

アプリ内の言語は英語ですが、皆さんの取り組みは日本語でも発信できます。MAPTINGはApp Store及びGoogle Playでアプリがダウンロードできます。

MAPTINGのダウンロードはこちらのページから

ナマケモノでもできるアクションガイドも参考に!

今回紹介した取り組み以外はSDGs mediaが厳選した取り組みですが、それ以外にもSDGsに貢献できることはたくさんあります。

国際連合広報センターが公表している「持続可能な社会のためにナマケモノにもできるアクション・ガイド」では、寝たままでもできること、家にいてもできること、家の外でできること、職場でできることの4レベルに分けて、今すぐできるスモールアクションを紹介しています。

持続可能な社会のためにナマケモノにもできるアクション・ガイド

一度目を通して頂ければ、すぐに試せる取り組みがたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてください!

上記画像の引用元である、国際連合広報センターの「持続可能な社会のためにナマケモノにもできるアクション・ガイド」のPDF資料はこちらから

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まとめ

今回ご紹介した取り組みで、自分でもやってみようと思えた取り組みはありましたでしょうか?

エコバッグやマイボトルを利用することが地球環境に良い取り組みという事は皆さん知っています。でも買い物をした時に何気なくレジ袋をもらっていないでしょうか。レジ袋がどうしても必要な場合はもらえばいいですが、ちょっとした買い物だったらレジ袋が無くても困りません。

「知っている」と「やっている」は全然違います。みなさんの何気ないアクションを見直していくことからスタートさせましょう!

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SDGs media 主催のセミナー情報

セミナーの開催予定・申し込みページ

SDGs media が開催するサステナビリティ・ビジネスと人権などに関するセミナーは定期的に開催しています。直近の開催予定・お申し込みは以下のページから。

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過去のセミナーアーカイブ動画を無料で提供中|SDGs media のセミナー情報

過去に開催して好評だったSDGs推進・企業と人権・カーボンニュートラルと企業などのテーマのセミナー動画を無料で提供しています。担当者自身の勉強や社内での研修・勉強会などにお役立てください。

▶過去の共催SDGs/サステナセミナーの動画を配信しています。詳細はこちら

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企業の効果的な人権教育研修とは

人権尊重の意識醸成:自分ごと化から企業価値向上まで・サプライチェーン全体(川上〜川下)での理解浸透・ビジネスと人権eラーニングの変化したポイントを紹介・eラーニングのデモ版の紹介

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人権とは・「ビジネスと人権」の考え方・企業活動と人権尊重・企業に求められる取り組み〜人権方針と人権デュー・ディリジェンス

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ビジネスと人権(第2回)

ビジネスと人権の基本知識・企業による人権の取り組みのプロセスとポイント・人権に関する教育/研修の重要性

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ビジネスと人権(第3回)

企業における人権尊重のあり方・企業の人権尊重に関する国内外の動向・企業による人権の取り組みのプロセスとポイント・参考になる企業事例の紹介

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参考サイト:

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